車通勤の途中に、自動販売機があります。そこで缶コーヒーをついつい買ってしまう癖があり、そこまで飲みたいわけでもないのに、と気になっていました。そこで、なぜこの癖ができてしまうのかを自分なりに考えつつ、まずは缶コーヒーを我慢してみることにし、我慢した分のお金の使い道についても考えてみました。まだ実践前ですが、考えた過程ごと記録しておきます。
缶コーヒーを買ってしまうパターン
平日の朝は、自宅でドリップコーヒーを淹れて飲んでいます。ただし忙しい朝、コーヒーを淹れる余裕がないと、通勤途中の自動販売機で缶コーヒーを買って飲む日があります。ここまでは、ドリップコーヒーの代わりとして自分でも納得できる行動です。
問題は、その翌日以降です。朝、家でドリップコーヒーをちゃんと飲んだ日でも、なぜか缶コーヒーのことが頭をよぎり、自販機の前に車を停めて買ってしまう日が出てきます。頻度は毎日ではなく、体感で2日に1回くらいですが、続くときは連日になることもあります。
自分の行動をよく観察してみると、「自販機を見て、つい買ってしまう」というより、「車に乗って出勤しようとした時点で、今日は缶コーヒーを買おう、とすでに決めている」感覚に近いです。自販機のない経路を通ると物理的に買えないので買いませんが、その日も頭の片隅では、缶コーヒーを買える場所を探している自分がいます。結果的にそれが自販機になっている、という感じです。しばらく買わない期間が続くと、そもそも買いたいという気持ち自体が薄れます。ところが何かのきっかけで一度買ってしまうと、その後また何かと理由をつけて買ってしまう、ということも起きています。忙しい朝に缶コーヒーで済ませることを繰り返すうちに、通勤そのものと缶コーヒーが自分の中でセットになってしまったのかもしれません。
もうひとつ、価格についても複雑な感情があります。自販機の缶コーヒーは130円から160円くらいしますが、同じ商品をスーパーで買うと100円を切ることもあります。この差を意識すると、浪費している感覚が強くなります。ただ、自販機は自販機なりの管理コストがかかっていますし、わざわざスーパーへ買いに行く手間も省けます。その意味では、自販機の価格はその販売環境に見合った、正当な対価なのだろうと思います。それに、スーパーより高い自販機であえて買うという行為に、金銭的に少し余裕がある自分を感じて、満足感のようなものを覚えている自分もいます。とはいえ、1本あたり100円台であり、そこまで大きな出費だとは、買う瞬間には感じていません。
なぜこうなるのか、自分なりに考えてみた
金額が小さいほど、迷わず払ってしまいやすいのだと思います。積み重なれば年間で結構な金額になるはずですが、1回ごとの支払いでは、そのことにあまり実感が伴いません。
また、一度買うと次も買いやすくなり、しばらく買わずにいると買いにくくなる、という波があるのは、自分に限らず多くの人に見られる傾向のようです。
どう対策したか
原因を自分なりに考えてみたものの、缶コーヒー自体をきっぱりやめられる自信は持てませんでした。しかし、浪費だなと感じている自分もいます。そこで、なるべく負担感なく缶コーヒーを我慢できるような方法として、我慢した分のお金の使い道を色々考えてみました。
最初に考えたのは、缶コーヒーを我慢した分のお金を投資に回す方法でした。候補として、自販機での売上比率が高く、缶コーヒーが看板商品でもあるダイドーグループホールディングスの株を、我慢するたびに少しずつ買う案を考えました。「缶コーヒーを買うのをやめて、缶コーヒーを作っている会社の株主になる」という発想です。
ただ、この案には無理がありました。証券会社の単元未満株制度は1株単位の取引になるため、「少額分だけ」を毎回買うことができません。それに、この金額規模では、投資信託に回しても個別株に回しても、リターンの差はほとんど誤差の範囲です。そもそも私の感覚では、缶コーヒーを我慢するという行為に対して投資で得られるリターンはあまりに小さく、魅力を感じられませんでした。
小銭を貯金箱に貯める案も考えましたが、キャッシュレスに慣れているせいか、小銭を触ること自体に抵抗があり、これも見送りました。
最終的にたどり着いたのは、「投資で増やす」「貯金する」のではなく「使う」という発想です。缶コーヒーを我慢したら、Google Keepのチェックリストに日付を書き込み、チェックを入れるだけの仕組みにしました。新しくアプリを入れる必要もなく、現金のやり取りもありません。

1回の我慢を150円として数え、ある程度貯まったら、そのお金でジャンルを問わず気になったものを買い、それをブログのネタにする、というルールにしました。この「1回150円」は、実際の販売価格(130〜160円)の中でも扱いやすい、切りのいい概算です。計算をシンプルにするために、あえてこの数字で統一しています。
投資や貯金という捉え方をやめたことで、「リターンが小さいから意味がない」というひっかかりがなくなりました。
まとめ
缶コーヒーの癖は、単純に「自販機が目に入るから買ってしまう」というより、通勤という状況になると、「缶コーヒーを買いたい」という欲求が自然と湧いてくる感覚に近いと思っています。スーパーとの価格差への複雑な感情も含めて、意外と根が深い習慣だと感じました。
対策として、缶コーヒーを我慢した分を「ブログのネタ代」に変える仕組みを作りました。まだ始めたばかりなので、実際にどうなったかは、また改めて記事にしたいと思います。同じような癖、思い当たる方はいませんか。

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