先日、ダイソーで小さなフィカス・アルテシマを見つけて購入しました。値段は500円。実はこの品種、一度枯らしてしまったことがあります。今回は、その反省を踏まえた「再チャレンジ購入」です。
アルテシマの「斑(ふ)」について
本題に入る前に、斑と品種について少し整理しておきます。ここから先は、私が調べた範囲の話としてお読みください。
斑(ふ)とは、葉の一部に、本来の緑色とは違う白や黄色などの色が入る現象のことです。この斑の入ったタイプはバリエーガタと呼ばれます。いま流通しているフィカス・アルテシマの多くは斑入りタイプで、正確にはフィカス・アルテシマ・バリエーガタとなります。なお、原種はもともと斑のない緑の葉を持つ植物です。しかし、斑入りタイプがあまりに多く流通しているため、「アルテシマ」という呼び方自体が斑入りタイプを指す状態になっています。そのような特殊事情もあり、フィカス・アルテシマ・バリエーガタを、以降「フィカス・アルテシマ」と表記します。
斑の部分は葉緑素が少なく、あまり光合成ができません。そのため日照が不足すると、株が生き延びようとして葉緑素を増やし、斑が消えてしまうことがあるようです。かといって直射日光に当てすぎると、葉緑素のない部分が傷んでしまうとのことなので、明るい日陰くらいがちょうどよいとされています。
なお、品種の分類方法や斑入りについて調べる中で、色々と学んだ事があります。今後、整理して別記事にしたいと思っています。
一度枯らした経験
以前の記事でも触れましたが、私はかつて大きめのフィカス・アルテシマをネット通販で購入(約3000円)したことがあります。普段は屋外に置いていましたが、もともと大きめだったため、冬に室内へ取り込むスペースを確保できませんでした。取り込みたい気持ちはあったものの実現できず、泣く泣く屋外に置いたまま寒さでダメにしてしまいました。
そのときの反省から、次にフィカス・アルテシマを迎えるなら、冬に室内へ取り込める小さなサイズを買おうと決めていました。今回のダイソーでの出会いは、まさにその再チャレンジにあたります。
4月から探し続けていた
実は、フィカス・アルテシマは、4月ごろから探していました。2週間に1回くらいのペースでダイソーをチェックしていたのですが、なかなか置いておらず、正直なところ半分諦めかけていました。最近は、メルカリで小さいサイズを購入しようかとも考えていたところです。
そんな折、たまたま用事のついでにダイソーに寄る機会があり、期待せずに観葉植物コーナーを覗いてみました。どうせ今回もないだろうと思っていたので、目に入った瞬間、見間違いかと思って一呼吸置き直したほどです。
棚には3鉢あり、そのなかでいちばん幹が太いものを選びました。レシートによると4号(12cm)鉢、価格は500円(税別。税込550円)でした。前回枯らした株は3000円ほどだったので、ずいぶん手頃な価格です。こうした掘り出し物に出会えるのも、ダイソーの観葉植物コーナーを覗く楽しみのひとつです。
ダイソーで買う一番のメリットは、品種名が明記されている安心感だと思っています。メルカリなどの個人出品でも「アルテシマ」として売られているものは多いのですが、出品者は個人であることがほとんどで、見た目がそれらしくても、本当にその品種なのかという不安が拭えません。その点、企業であるダイソーが「アルテシマ」と明記して販売しているのは、品種を正しく把握できるという意味で大きな安心材料になります。
余談ですが、この記事を書くにあたって改めてダイソーを見に行ったところ、フィカス・アルテシマはすでに売り切れていました。いつから何鉢並んでいたのかは分かりませんが、購入からおよそ1週間でなくなっていたことになります。人気だったからなのか、もともと入荷数が少なかっただけなのかは分かりませんが、あのとき出会えたのはちょっとした掘り出し物だったのかもしれません。
コンパクトに育てるための芯止め
購入した株は、すでに背丈のある一本立ちの状態でした。私はこれを大きく伸ばすのではなく、コンパクトな樹形に育てたいと考えていたため、根元に近い位置で切断しました(芯止め)。
植物は先端の芽が伸びている間、その働きによって下の芽が休眠したままになる性質があるようです。先端を切ることでこの抑制が外れ、残しておいた芽が動き出しやすくなる、という理屈です。うまくいけば、根元近くから枝分かれした、こんもりとした樹形に育てられるはずです。芽が実際に動き出すかどうかは、今後の経過を見ていきたいと思います。
水挿しでの発根に挑戦
切り落とした上部(葉が3枚ついている部分)は、そのまま捨てるのはもったいないので、発根させて増やせないか試してみることにしました。今回、初めての挑戦です。
切り口から出てくる白い樹液は、そのままにしておくと固まって水を吸えなくなってしまうようなので、しっかり洗い流しました。根がない状態では水分を十分に吸収できないのに、葉からは水分が蒸発してしまうので、葉を半分ほどカットしてから、ペットボトルの水に挿しました。
アルテシマは早ければ2〜3週間、通常1か月ほどで発根するようです。うまく発根するかどうかは、また別の記事で報告したいと思います。
まとめ
以前枯らしてしまったフィカス・アルテシマに、今回500円という手頃な価格で、今度こそはという再チャレンジ購入をすることができました。小さいサイズを選んだのは、前回の反省を活かした選び方です。あわせて、コンパクトな樹形を目指した芯止めと、初めての水挿し発根にも挑戦しています。今後は、斑をきれいに保てるよう日当たりを意識しながら、それぞれの経過を見ていきたいと思います。

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