観葉植物を室内に取り込む前に、鉢ごと20分水に漬けてみた|キノコバエ対策の記録

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記事について

屋外で育てていた観葉植物を室内に取り込む前に、キノコバエ対策として、鉢ごと水に漬けて、表面の土を入れ替えてみました。

9月27日に1鉢、10月18日に4鉢、10月31日に1鉢、計3回に分けて行っています。

そのやり方と、取り込んでからの様子紹介です。

経緯

昨年の10月末ごろ、屋外に置いていた鉢を、そのまま室内に取り込みました。すると、鉢から小さな虫がたくさん出てきて、家の中を飛び回る事態になりました。家族からの不満爆発です。

ネットで調べてみたところ、どうやら、キノコバエと呼ばれる小さな虫のようです(以降、キノコバエとして話を進めます)。

キノコバエは、屋外に出していた観葉植物を室内に取り込んだ際、よく湧いてくる虫として有名みたいです。

急いで粘着シートと殺虫剤を買って対処したところ、キノコバエと思われる虫は減って、最終的には出なくなりました。なお、対処に気を取られて、写真を撮るのを忘れていました。そのため、昨年の様子の写真はありません。

今年は、同じような不満をかわないように、ネットで情報を集めて、先手をうってみました。

前回のフィカス・アルテシマの記事で少し触れましたが、鉢の水漬けと、鉢表面の土の入れ替えです。

まず1鉢で試して、その結果を見てから、他の鉢にも取り組む計画を立てました。

結論から

1回目(9月27日)、お試しの1鉢。フィカス・エラスティカ “ルビー”(以降、ルビー)。室内に取り込んでから4週間、キノコバエは見られませんでした。

2回目(10月18日)、4鉢行いました。本来は、1回目の結果を見て行う予定でしたが、思った以上に、朝の最低気温が低くなってきたので、前倒しです。4鉢の内訳は、フィカス・エラスティカ “ジン”(以降、ジン)、 フィカス・ウンベラータ(以降、ウンベラータ)、パキラ(パキラは2鉢を育てていて、そのうちの1鉢、パキラ極太)、フィカス・アルテシマの株元(以降、アルテシマ株元)です。記事投稿の直前の時点で、キノコバエは見られていません。

3回目(10月31日)、やり残していたパキラ1鉢(以降、パキラ細長)。記事投稿の直前の時点で、キノコバエは見られていません。

今回の結果として、キノコバエは見られませんでした。ただし、元々キノコバエがいなかった可能性もあります。水漬けや鉢表面の土交換が効いたのか、元々いなかったのか、この結果からは区別できません。

キノコバエ対策をしたことで、ある程度の精神的な安心を得ることができました。

やり方

手順

①鉢ごと水道水に沈めて、20分置く

②表面の土を、3〜4cmを目安に削る

③削ったところに、観葉植物の土を入れる

④鉢の泥汚れを落としながら、土にも水をかける

⑤鉢から水がほとんど流れ出なくなったのを確かめて、室内に入れる

2回目のアルテシマ株元と3回目のパキラ細長は、表面を削るのではなく、根の周りに少し土を残して、観葉植物の土に入れ替えました。後程、紹介します。

水に漬ける時間は、ネット記事などでは15分くらいが目安とされていましたが、私は念のため5分長めにして、20分にしています。水は、水道水をそのまま使っています。

表面の土を削ったのは、キノコバエの卵は土の表面近くに産み付けられるという記事を読んだからです。3〜4cmを意識して削りました。

手順⑤の水切りから室内に入れるまでの時間は、30分以内を意識して行っています。外に置いたままにして虫が付くのは嫌だったからです。

使った土

今まで使っていた観葉植物の土がなくなったので、ホームセンター コメリの店舗に買いに行きました。たくさんは要らなかったので、実物の量を見て選びたかったからです。

選んだのは、「Breezy Greenプレミアム 室内向け観葉・多肉植物の培養土」です。袋に「虫が寄りつきにくい清潔な土」「室内向け」と書かれていて、観葉植物用で、量も値段も、ちょうど求めていたものに合っていたのが決め手です。

キノコバエの有無の確認方法。

キノコバエは、卵から成虫になるまで20日間程度とされています。20日はおよそ3週間なので、念のため1週間足して、取り込んでから4週間、様子を見ることにしました。

確かめるのは、目で見るのと、粘着剤です。使っているのは、アース製薬の「BotaNice 土からわいたコバエ退治 粘着剤タイプ」です。土に挿しておき、寄ってきたキノコバエを捕まえるものです。

また、水に漬ける前に、どの鉢も横から叩いたり、揺すったりしてみましたが、キノコバエは見られませんでした。

私の感覚では、キノコバエがいると、振動でたいてい飛び立つためです。

1回目(9月27日):ルビー

取り込んだ時期

朝の最低気温が20℃を下回る日が多くなってきたので、9月27日に、まずルビーで試しました。

作業の様子

以下は、手順に沿った様子です。

水に漬けている間、水面にも水中にも、虫らしいものは見られなかったです。

9月27日(初日)。鉢ごとバケツの水に沈めた。
9月27日(初日)。鉢表面の削り途中の写真。
9月27日(初日)。削った表面に、観葉植物の土を入れた。左は使った土の袋。

室内に入れたときに、粘着剤を挿しました。

10月2日(6日目)。室内に取り込んだルビー。粘着剤を挿してある。

1回目のルビー、4週間の様子

取り込んでから4週間たった10月25日までの間、キノコバエは見られていません。

粘着剤にも、虫は付いていません。株がしおれるなどの変化も感じていません。

10月25日(29日目)。ルビーの粘着剤には、虫は付いていない。

2回目(10月18日):4鉢(パキラ極太、ウンベラータ、ジン、アルテシマ株元)

取り込んだ時期と、前倒しした理由

2回目の4鉢は、パキラ極太、ウンベラータ、アルテシマ株元、ジンです。

当初は、ルビーの様子を4週間見てから取り込む予定でした。

ところが、朝の最低気温が15℃以下、時には10℃前後になる日が増え、日中の気温も低い事が多くなったりと、不安を感じ、前倒しで、10月18日に2回目を行う事にしました。

作業の様子

4鉢とも手順どおりに作業しました(アルテシマ株元だけは、土の表面削りではなく、入れ替えています)。

漬ける前に、鉢を叩いたり揺すってみましたが、それらしい虫は出てきませんでした。

なお、鉢を持ち上げたら、下にダンゴムシがいた鉢がありました。鉢の中にいないといいなと思いながら作業しましたが、水に漬けている間には見かけませんでした。

10月18日(2回目の初日)。ジン、鉢ごとバケツの水に沈めた。タイマーで20分を計っている。
10月18日(初日)。ジンの表面の土を削っているところ。左上の4分の1は、まだ削っていない。
10月18日(2回目の初日)。ジンの削ったところに、観葉植物の土を入れた。

アルテシマの株元だけ、土を入れ替えた

アルテシマの株元は、以前の記事のとおり、8月14日に植え替えたとき、観葉植物用の土がなかったので、コメリの「Breezy Green 野菜用ガーデニング培養土」で代用していました。そこで、この鉢は、20分水に漬けたあと、根の周りに少し土を残して、観葉植物の土に入れ替えました。

10月18日(初日)。アルテシマの株元は、根の周りに少し土を残して、観葉植物の土に植え直した。

2回目の4鉢、粘着剤

4鉢は、粘着剤を挿すのを忘れていました。

10月25日(8日目)から挿しています。

10月25日(8日目)。この日から粘着剤を挿した。

2回目の4鉢、途中の様子

投稿数日前、10月30日(13日目)の時点です。

キノコバエは見られていません。鉢を叩いてみても、出てきません。粘着剤にも、虫は付いていません。

10月25日(8日目)と比べて、見た目はほとんど変わっていません。室内環境に馴染めていなかったり、日中はカーテンを閉め切っている事が多く、太陽光を当てれていないのも要因なのかなと思っています。

10月30日(13日目)。キノコバエは見られず、粘着剤にも虫は付いていない。

3回目(10月31日):パキラ細長

パキラは2鉢を育てています。

2回目(10月18日)の取り込みでは、時間がなく、1鉢を後回しにしました。その取り込みです。

この鉢は、植え方を変えたかったので、アルテシマ株元と同様に、土の入れ替えを行っています。

なお、粘着剤は手持ちがなくて挿していません。

まとめ(結果・感想・考察など)

投稿時点で、どの鉢からもキノコバエは見られていません。

元々キノコバエがいたかどうかは分かりませんが、先に試したルビーで虫が出なくて、よかったと思っています。家族から不満が出ずに済みました。その後に取り込んだ5鉢も、どうか出ないでほしいです。

ルビーの粘着剤は、何も付いていないので、それはそれでもったいない気もします。メーカーによると、効果が続くのは約1か月で、虫やほこりが多く付いたら取り替えることを勧めています。見た目は、まだそれほど汚れておらず、ピンセットの先で軽く触ってみると、粘着性も残っていました。もうしばらく様子を見ながら使ってみようと思っています。なお、粘着剤に殺虫成分は使われていないそうで、安全です。

作業は、苦痛ではなく、楽しみながらできました。ただ、2回目は4鉢分の写真を撮りながら進めたので、手順がごちゃごちゃにならないよう、1鉢ずつ進めました。そのぶん時間がかかり、子どもの相手をしながらだったので、その時間を作るのが大変でした。

この記事を書いていて、思い出したことがあります。昨年の夏、野菜用の有機肥料(牛ふんだったか鶏ふんだったか、種類は覚えていません)を、観葉植物にも与えていました。それが昨年のコバエを増やした原因かもしれないと思いました。今年は与えておらず、有機肥料の有無も関係しているのかなと思っています。

いずれにしても、水漬けと表面の土の入れ替えで、土の中の虫対策をしておいたことで、何もしないよりは、気持ちに余裕を持てています。

備考:気になったので調べた

同じところが気になった方のために残しておきます。読み飛ばしていただいて構いません。

キノコバエとクロバネキノコバエ

観葉植物のまわりで見かける小さな虫は、園芸用品のメーカーでは「キノコバエ」と呼ばれています。

しかし、昨年使用した殺虫剤の説明では、土から出るこの虫を「クロバネキノコバエ」と表現されていました。

分類学上は、キノコバエとクロバネキノコバエは、同じ虫ではなく、異なる虫のようで、それぞれ、「キノコバエ科」、「クロバネキノコバエ科」の虫です。科より大きな分類の目で合流するようです。

異なる科の虫ですが、園芸の世界では、キノコバエ≒クロバネキノコバエとして扱われている感じがあります。何故、そのように扱われているのか調べてみましたが、分かりませんでした。

昨年使った殺虫剤

昨年使ったのは、アース製薬の「BotaNice 植物の虫・病気対策」です。観葉植物に使うときの対象の害虫に、クロバネキノコバエ類が入っています。原液のままスプレーするタイプです。

クロバネキノコバエ≒キノコバエと考えて良いのか、いまいちわかりませんが、昨年発生した小さな虫は、この殺虫剤のおかげで駆除できました。アース製薬さんありがとうございます。

昨年使った殺虫剤。

卵は土のどのくらいの深さにあるのか

園芸メーカーの解説では、キノコバエの卵は、土の表面から3〜4cmほどの所に産み付けられるとありました。その部分だけでも、土を入れ替えるとよいそうです。この話を元に、今回の土表面の削り範囲を決めました。

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