フィカス・アルテシマの芯止めと水挿し、その後の記録|株元の芽吹きと、発根まで約2か月

趣味

前回の記事で、ダイソーで買ったフィカス・アルテシマを芯止めし、切り落とした上部を水挿しにしました。

その後、株元からは新しい芽が次々に出て、水挿しした枝も発根しました。この記事では、7月から10月はじめまでの経過を紹介します。

前回の話

コンパクトな樹形に育てたいと考え、根元に近い位置で幹を切断しました(芯止め)。

切り落とした上部(葉が3枚ついている部分)は、捨てずにペットボトルの水に挿して、発根を試みました。なお、水挿しの数日後に、葉を半分ほどにカットしてあります。

ここから先は、根元側を「株元」、切り落として水に挿した上部を「枝先」と呼びます。

7月17日(初日)。  (左)水に挿した枝先。 (右)株元。

株元:芯止めのあとの経過

7月17日(初日)の時点では、株元の切り口はまだ新しい状態でした。

7月17日(初日)。
芯止めした切り口、まだ新しい。

7月24日には、幹の側面の数ヶ所から、芽が伸び始めました。

7月24日。幹の側面から、小さな芽が伸び始めた。

7月31日には芽が開いて小さな葉になり、8月7日には葉がひとまわり大きくなりました。

7月31日。
芽が開き、小さな葉になった。
8月7日。
葉がひとまわり大きくなった。

8月14日、株元を植え替え

ダイソーで買ったときのままのポットは、根がたくさん詰まっていて、土もスカスカでした。そこで8月14日に、根をほぐして不要そうな根をカットし、白い鉢に植え替えました。

土も新しいしっかりしたものにしようと思いましたが、手元に観葉植物の土がありませんでした。代わりに、手元にあった野菜用の土、ホームセンターコメリの「Breezy Green 野菜用ガーデニング培養土」で代用しました。

8月14日
植え替え前の株元。ダイソーで買ったときのままのポットで、土の表面にも根が出ている。
8月14日
白い鉢に植え替えた株元。

9月、茂りすぎた芽を切る

9月に入ると、葉が株元を覆うほど茂りました。

9月17日。
葉が株元を覆うほど茂っている。

9月24日、窮屈に感じたので、芽が出ているところ同士の間隔が少し空くように切りました。これが良かったのかどうかは分かりません。葉が込み入っていると感じたので、自分の判断で切りました。

9月24日。
芽の間隔が空くように切った。

枝先:水挿しから発根まで

枝先については、発根後も、しばらく土に植えずに水挿しのまま様子を見ることにしました。発根してすぐ、土に植え替えると、発根の過程が分からなくなるためです。

7月21日。
水挿しを開始した数日後、葉をカットした。

水に浸かっている部分には、白いつぶつぶがたくさんできました。最初は、根だと思っていましたが、調べてみると、どうやら根でないようです。この白いつぶつぶについて、記事の最後の備考で触れています。

7月17日。
水挿しする前、白いつぶつぶはない。
7月24日(1週間後)。
白いつぶつぶが見える。実際には、水挿し3日目頃には、目視できるくらいあった。

前回の記事では「早ければ2〜3週間、通常1か月ほどで発根するようです」と書きましたが、約1か月ほどの8月14日時点でも発根は見られませんでした。

8月14日
8月14日
切断面の写真。

さらに、9月に入っても、発根は見られませんでした。

9月3日。まだ根は出ていない。
9月3日。切断面の写真。

9月8日の朝、切り口のそばから、白い根が1本出ているのを見つけました。水に挿してから約2か月です。

9月8日。
9月8日。切り口のそばから、白い根が1本出ていた。

その後、根は少しずつ増えました。

9月17日。
切断面だけでなく、茎からも発根しました。また、白いつぶつぶは、更に増えています。
9月17日。切断面の写真。小さな根が複数出ています。

9月24日、この日の写真では、白いつぶつぶが緑色っぽく写っています。水の中に藻(緑色)のようなものが増えて、それがこべりついているのだと思います。

9月24日。切り口のまわりの根が増え、茎の途中からも根が出ている。白いつぶつぶは緑色に。
9月24日。切断面の写真。
もはや、根かたくさん出ていて、根の出どころがどうなっているか分かりません。
9月27日。
緑色に着色しているペットボトル。水洗いしても、きれいにはならなかった。

枝先を鉢に植える(9月27日)

根が十分に出たと判断して、9月27日に枝先を鉢へ植えました。

9月27日。
鉢に植える前の枝先。切り口のまわりと、茎の途中から根がたくさん。
9月27日。
切断面の写真。

土は、ホームセンター コメリの「Breezy Greenプレミアム 室内向け観葉・多肉植物の培養土」を使いました。以前使っていたアイリスオーヤマの「ゴールデン粒状培養土観葉植物用」(現在は生産終了)と比べて、水はけが良い気がします。今のところ不満はなく、むしろ良い感じです。

使った培養土。
9月27日。
(左)水挿しに使っていたペットボトル。(右)鉢に植えた直後の枝先。

植えたあと、もともとあった葉は切り落としました。半分ほどにカットしてあった葉のままでは、見栄えが悪いと思ったためです。

9月27日。
葉を切り落とした枝先。右は、切り落とした葉。

室内への取り込みと、枝先の芯止め

朝の最低気温が20℃を下回る日が多くなってきたこともあり、9月27日、鉢に植えた枝先を室内へ取り込みました。

室内に取り込んだ数日後、枝先には新しい葉が1枚できました。10月2日、この葉を含めて、枝先の上の部分を切りました。このまま上に伸びていくと不格好になり、見栄えが悪くなると思ったので、脇芽(葉の付け根から出る芽)を出させるための芯止めです。

10月2日。
土の上にはあるのは、切り取った新しい葉。
切り口の近くに緑色の芽がある。そこからの芽吹きを期待している。

この時期に室内で芯止めをすると、枯れるリスクは高いだろうなと思いました。それでも、株元がまだあるので、ダメになっても仕方がないと割り切っての芯止めです。脇芽の成長に期待しています。

なお、株元は、今も屋外に置いています。昨年、屋外に置いていた鉢をそのまま室内に取り込んだところ、鉢からコバエが出てきたことがありました(キノコバエだと思います)。

枝先は、新しい土に植えてすぐに室内へ入れたので、キノコバエが住み着く間はなかったであろうと思っています。一方、株元は購入した7月から屋外に置いたままなので、キノコバエが住み着いているかもしれません。

そこで、別の鉢(フィカス・ルビー)で、鉢ごと水に漬けてキノコバエを室内に持ち込まない方法を、先に試しています。その結果を見てから、株元を取り込む予定です。

10月2日。
コバエ対策検討中のフィッカスルビー。右側にあるのが、キコノバエの性質を利用した商品。裏面に、粘着剤がついている。

まとめ

フィッカスアルテシマの幹切断は、7月17日(初日)。

芯止めした株元からは、7月下旬に芽が伸び始め、9月には葉が株元を覆うほど茂りました。

水挿しした枝先は、約2か月で発根し、9月27日に鉢へ植えました。その後、室内に取り込み、芯止めもしています。枝先から脇芽が出るかどうかを見ていきたいと思います。

なお、株元は、キノコバエ対策を試した結果を見てから、室内に取り込む予定です。

備考:気になったので調べた

同じところが気になった方のために残しておきます。読み飛ばしていただいて構いません。

枝にできた白いつぶつぶは何か

水挿しの枝にできたつぶつぶは、よくカルスと呼ばれているものではないかと思い、調べました。

カルスは、器官の切断などの刺激に応じてできる、細胞の塊のことです。植物が切断されたとき、傷口を修復するために、切断面にできるとされています(奈良先端科学技術大学院大学などのプレスリリース、2022年)。

挿し木でも、カルスは観察の対象になっています。山形県立園芸試験場が、オウトウ(サクランボ)の台木の挿し木を調べた報告があります。それによると、挿し穂のカルスのでき方と根の出方には、一定の関係がみられたそうです。また、挿し穂を湿らせた状態で貯蔵すると、カルスが多くできる傾向があったとされています(東北農業研究、1998年)。

ただし、アルテシマや水挿しの枝について調べた資料は見つかりませんでした。今回の白いつぶつぶがカルスなのかどうかは、確かめられていません。

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